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前立腺
前立腺疾患は50歳以降で急激に増えますが、日本では高齢化が進み高齢者の割合が増えているので増加しています。前立腺があるのは男性だけです。大きさはくるみの実ぐらいで、膀胱から出る尿道を取り囲んでいる臓器です。前立腺肥大症は、老化によって内腺（饅頭のあんこの部分）が大きくなる病気です。内腺は尿道のすぐ周りに存在しているため、大きくなると、排尿障害の原因になりやすいです。バルーンカテーテルによる尿路管理も行っています。
一方、前立腺がんは、主に外腺（饅頭の皮の部分）に悪性腫瘍ができる病気です。外腺は尿道から離れた場所にあるため、初期の段階では、排尿障害などの自覚症状がない場合がほとんどです。しかし進行すると、排尿障害や血尿などの自覚症状が現れます。
前立腺がんの罹患数も増加しているのです。前立腺がんの検診ではPSA検査という血液を調べる検査で、スクリーニング（癌の可能性が高いかどうかのふるい分け）できます。その他頻尿などの排尿障害の薬物治療をしています。
性病
最近クラミジアや淋病による尿道炎や梅毒、尖圭コンジローマ（性器のイボ）などの性病（STD：性行為感染症）が増加しています。自分だけではなく家族にも伝染する可能性が高いので怪しいと思ったら受診してください。検査は尿道炎では尿で検査でき痛みもありませんが、最近クラミジアは抗生剤が効きにくい耐性菌が増加していますので抗生剤を変えての治療が必要なこともあります。
尖圭コンジローマは真珠腫という良性のものと紛らわしいことがあります。原因のパピローマウイルスが癌の原因ともい終われており、治療は外用薬や液体窒素での凍結療法があります。
ED
ED（勃起機能の低下：Erectile Dysfunctionの略。満足な性行為を行うのに十分な勃起が得られないか、または維持できない状態が持続または再発すること）の治療は現在バイアグラをはじめとする薬剤が使われています。すべての方に有効ではなく心臓病や高血圧で薬を使っている方では使用で生きないこともあります。当院の物は成分が怪しい輸入品ではなく本物ですが、使用法を誤ると効果が弱いことがありますし副作用の可能性も高くなります。
結石
尿路結石（腎結石、尿管結石など）の痛みは激烈なことがあります、当院ではレントゲン写真や超音波検査での診断と薬物治療を行っています。大きな結石や自力での排出が困難な場合は、ESWL（衝撃波破砕）などができる病院を紹介します。
包茎（皮をかぶっている状態、真性か仮性かで対処が異なります））や亀頭包皮炎（亀頭や包皮が赤くなったり、ただれたりして痛みや痒みを生じる）の相談もしています。
皮膚疾患
アトピー性皮膚炎やその他の湿疹などの治療、イボの液体窒素による凍結療法、皮膚や爪の水虫（白癬菌感染）も行っています。
外相・打撲など
軽度のケガや擦過傷、褥瘡の治療を行っています。専門的な整形外科処置は致しませんが、レントゲン撮影による診断や鎮痛剤投与やシップ治療などを行っています。
健診・予防接種
羽島市の健康診査や一般的な会社の行う健診を行っています、内容によって費用が異なりますので要相談。予防接種についても予約が必要ですがB型嫌煙、インフルエンザや麻疹風疹などの小児が受けるべき予防接種についてもほとんどに対応しています、詳細は要相談。
風邪、インフルエンザ、膀胱炎、高血圧、高脂血症、糖尿病、骨粗しょう症、不眠症などの内科疾患についても対応しています。特に血糖や末梢血検査（貧血や炎症の程度をみるCRP）は院内で数分にて検査できます。
重篤な疾患や専門知識が必要な疾患についても担当病院と連携のもと可能であれば対応します。